
サンドットさんがここに移住しサハイナンを作り始めたのが10年前。
「なぜこの土地に決めたの?」
と聞くと、
「このエリアはタイの重要な水源であるナーン川に水を供給している山域で、この山を守る事がタイの水を守る事に繋がるから」
という答えが返ってきた。
全てはタイを守る為

10年前はこの辺り一体は、過去の人間の営みや色々な地理的影響から乾燥がひどく、土地もだいぶ痩せていたそうだ。
しかしサンドットさんがサハイナンを作り、そこから得た資金で山の保全活動を地元住民たちと協力して進めていき、地元住民もパーマカルチャーを学び、この山と森を豊かにしてきた。

そのお陰で山はどんどん水を蓄えられる様になり、サハイナンのウォータートラブルも減った、という事だ。
実際私たちが滞在している間に水がなくなるなんて事は一度もなかった。
水以外のライフラインに関しても、まったく普通の日本の家庭と同じ様に安定していて危うさが感じられなかった。

更には森をどうやって守っていくか、地元の人間が森を守る知恵や技術を後世に受け継いでいける様に、オリジナルプログラムを教える学校も作ったのだ。
私もそこを訪れたが、本当に美しいという言葉がピッタリの学校だった。
鶏のゲージが衝撃的に綺麗で匂いもないどころか新品みたいだった。

サンドットさんが地域の住民やタイの為に、どれだけ時間もお金も労力も惜しみなく投資してきたのかというのは、表面的にみても明らかだけど、一緒に地元を周ったり、人と話したり、ボランティアとの過ごし方をみていて、サンドットさんの偉大さというか、サハイナンの魅力はサンドットさんの優しさそのものなんだなぁという事がよく分かった。
私はこんなすごい村を作れる技術はもちろんないけれど、サンドットさんの偉大すぎる思想や姿勢にもすっかり圧倒されてしまった。

自分がやろうとしている事がなんだかとってもちっぽけに思える、とゆうきさんに伝えると、
「サンドットさんを目指して村を作ろうとしたら誰だって何も出来きなくなってしまいますから、わかなさんはわかなさんの出来る事を小さく始めればいいですよ」
と優しい言葉をかけてもらい、確かに何事も足元の小さな一歩からだなとまた思い直す事ができた。
師匠の師匠が偉大すぎて、ポカーンとなってしまったが、やっぱり実際に現地に行ってそれを感じられた事が改めて良かったなと感じた。
クラウドファンディングにご協力ください!
サンドットさんのお陰で山が良くなってはいるものの、まだまだ乾燥が激しく、山火事が相次ぐそうです。
その山火事対策として、少しでも火事の被害を抑える為、次の山火事のシーズンまでに業務用のでっかいブロワー20台を買う必要があり、その為のクラウドファンディングを私たちボランティアで立ち上げました!
是非ご協力をお願い致します!
